木質バイオマス熱利用システム(給湯・冷暖房・発電・融雪)
ニッポンの森林再生とCO2の削減を同時化し、地域熱電供給や各施設の冷暖房、給湯、加温、融雪、床暖房、エネルギーコストの削減に最適です
木質バイオマスを利用するメリット
- 二酸化炭素の排出を抑制、地球温暖化を防止
木材のエネルギー利用は、大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えないというカーボンニュートラルな特性を有しています。 - 廃棄物の発生を抑制
製材工場の残材や住宅解体材などがバイオマスエネルギーとして有効に活用されれば、廃棄物を減らし、循環型社会の形成に役立つことになります。 - エネルギー資源としての積極的な利用
エネルギー源の多様化、リスクの分散という意味からもバイオマスエネルギーの利用を広げていく必要があります。 - 森林の適切な整備への寄与
森林は間伐材や伐期を迎えた樹木を伐採するなどの適切な森林の整備が不可欠で、多くの未利用間伐材等が燃料等として価値を持つことが出来れば、林業経営にも寄与し、森林整備の推進にも繋がることが期待されます。 - 山村地域の活性化
地域の未利用資源をエネルギーとして利用することで、資源の収集や運搬、エネルギー供給施設や利用施設の管理・運営など、新しい産業と雇用が創られ、山村地域の活性化にも貢献します。
バイオマスボイラーの特徴
枯渇の恐れがある石油や石炭などの化石燃料の替わりとなる新しいエネルギー源として注目されている、植物などの生物体(バイオマス)から作られた燃料のことで、個体・液体・気体の燃料があります。
バイオマスボイラーとは
固体のバイオマス燃料を燃やし、発生した熱を利用して給湯や冷暖房をするための燃焼機器です。燃料には、おがくず・木質チップ・木質ペレット・間伐材・建設廃材などの、輸入に頼らない身近にある安価な木質燃料を利用できますので、燃料費の節減に有効であるばかりでなく、二酸化炭素の排出量についてもカーボンニュートラルな燃料のため、地球温暖化防止に貢献できます。
給湯利用だけでなく、冷暖房にも利用できます
- 冬はボイラーの熱でお湯を作り暖房に利用。
- 夏は熱を吸収式冷温水機の熱源として熱変換。7℃の冷水を作り冷房に利用
- 冷水や温水を各部屋のファンコイルユニットに送り、冷暖房します。
バイオマス熱利用給湯システムフロー
最適システムをご提案
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用途に合わせた設計
高効率・高寿命のためには、用途や最大必要熱量に合わせた設計が重要です。
バイオマスボイラーは豊富な機種でご要望にお応えします。 -
幅広い燃料対応
湿度の高い燃料も事前乾燥可能なシステムで対応可能。
また、身近にある粗大燃料でも利用できる破砕刃(オプション)で幅広い燃料に対応できます。
地球温暖化防止に貢献
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石油燃料を大幅削減、CO2を低減
身近なバイマス燃料である木質燃料を使用するシステムなので、カーボンニュートラル(炭素中立)のボイラーです。
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環境保護と社会的信用
地球温暖化防止、石油燃料からの脱却、カーボンニュートラルなどの問題が議論されている今、廃棄物の有効利用が可能で、社会的信用にもつながる未来のエネルギー源、バイオマスボイラーをお勧めします。